更新 2024年4月8日

映画（2024年）

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1. 『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』　今井一暁．日本　2024年（115分）．TOHOシネマズ流山おおたかの森，2024年3月6日．

   全体的に世界観や設定がゲーム的に単純化されて浅い感じがした。IMDbへの投票は3点。

2. "El espíritu de la colmena" Víctor Erice. 『ミツバチのささやき』　ビクトル・エリセ．スペイン　1973年（99分）．キネマ旬報シアター，2024年4月5日．

   場面ごとの構図、台詞を切り詰め限定して強い印象を残す。そういう演出の素材たり得る子役アナとイサベルの演技も良い。デ・パブロの音楽もその方針に合わせる感じ。IMDbへの投票は7点。

3. "Cerrar los ojos" Víctor Erice. 『瞳をとじて』　ビクトル・エリセ．スペイン　2023年（169分）．キネマ旬報シアター，2024年4月5日．

   『ミツバチのささやき』と比較すれば、カットも台詞も多角的で饒舌。IMDbへの投票は6点。

4. "El sur" Víctor Erice. 『エル・スール』　ビクトル・エリセ．スペイン／フランス　1983年（95分）．キネマ旬報シアター，2024年4月7日．

   子の目を通して間接的に見た親の闘争の挫折。『シテール島への船出』とか連想した。コントラストが強く黒い影は立体感を出すよりベタっとしてベラスケスの絵画のよう。IMDbへの投票は7点。