更新 2022年10月3日

映画（2022年）

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1. 『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』　山口晋．日本　2022年（108分）．TOHOシネマズ流山おおたかの森，2022年3月24日．

   原作もドラ達が志願兵ムーヴする動機が薄いのだが、今回の変更で更に薄く。しかし公開延期で現実から情動が補充されるとは思わなかった。巨人になってほぼ素手で兵器を破壊するシーンはかなり切実な夢想だ。IMDbへの投票は5点。

2. 『シン・ウルトラマン』　樋口真嗣．日本　2022年（113分）．キネマ旬報シアター，2022年8月16日．

   星人系はあるかも知れない『シン・ウルトラセブン』に任せて、もっと禍威獣とのプロレスを現代的演出で多めに観たかったかも。禍特対ももっとブルーカラー寄りで。すると『シン』ぽくなくなるのか。IMDbへの投票は6点。

3. "Pierrot Le Fou" Jean-Luc Godard．『気狂いピエロ』　ジャン＝リュック・ゴダール．フランス・イタリア　1965年（115分）．キネマ旬報シアター，2022年10月2日．

   美しい南仏の風景とカリーナの美貌とベルモンドの躍動を素材に展開する映画技法が主体なのか、映画技法が素材対象に奉仕しているのか。何となく後者の感じで観てた。IMDbへの投票は8点。

4. "Les Quatre Cents Coups" François Truffaut．『大人は判ってくれない』　フランソワ・トリュフォー．フランス　1959年（99分）．2回目．キネマ旬報シアター，2022年10月2日．

   今観れば親大人目線比重が大きくなる。少年期の感性は技量のある作家が比較的若いうちに作品に収めてくれるのがいい。IMDbへの投票は7点に変更。